フィルム写真を撮る理由
僕はあまり写真には興味なかった。
なぜかと言うと、
正解がないからだ。
人それぞれだから。
いい写真、悪い写真。
誰かが決めることだから。
少し前の僕は正解がないものに取り組む意味を見出せなかった。
仕事においてのものだと思いますが、
僕の映画監督兼フォトグラファーの友人にこんな言葉をもらった。
「デジタルカメラは撮って選んで消していく作業、フィルムカメラは撮って残す作業」
その言葉を聞き、フィルムに興味を持った。
正解、不正解ではなく、自分の今撮ったものを残すこと。
正解は自分にあり、自分の価値観を表現できるもの。
僕は25年間気がつかなっかたけど、
いつだって自分の答えを探していた。
答えは見つからないし、正解かどうかなんて
どんなものにもないんだと感じた。
そんな小さなものに左右されていたんだと、、、
僕には好きなものがあり、嫌いなものがある
いつも隠していた。
いや、気づいていなかった。
フィルムに残すことで、今の自分が良いと思ったものに気づける
振り返ってみたときに、日記のようなものになるのかもしれない。
なんだかモヤモヤしていた自分の気持ちが一気に晴れる瞬間だった。
自由なんだ。
自分を表現して良いんだ。
誰にも感じれない事を一人一人が持っているんだから。
たくさん表現して、たくさん書こうと思った。
今はそれがすごく楽しい。
こんな自分に気づけて、最高に嬉しい。
また、たくさんの経験をして変わるかもしれないけど、
それが僕だから。
でも変わっても、今のこの気持ちだけは忘れたくないと思ってる。
友人とのツーショット
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